K's Point

Kのことば

First I must know I am stupid , that I am dull. The very awareness of my dullness is to be free of that dullness.

まず何よりも、私は愚かで、鈍感であることを理解しなければなりません。自分の鈍感さへの、その気付きそのものが、その鈍感さを排除することになるのです。

J.Krishnamurti

J. Krishnamurti, YOU ARE THE WORLD, Harper & Row, 1973

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「抜けている」のが人間。学校の勉強がよくできたひとも、うかつにも見落としていることが少なくない。その感受性の不完全さに気づくには、自分の厳格で、注意深い観察をゆるめず、日々、瞬間瞬間をボーっとしないで、生きることが求められている。

(K's Point)

K's Point

Kのことば

To uncover is to discover, but to accumulate what you 
discover is to cease to discover.

覆いを取り除くことが発見なのですが、あなたが発見したものを溜め込んでいくと、発見を阻止することになるのです。

J.Krishnamurti

J. Krishnamurti: A BIOGRAPHY, Pupul Jayakar, PENGUIN, 1986

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クリシュナムルティの指摘は、一般に、記憶の産み出す問題を暗示している。 知識として、経験が蓄えられていくのだが、その知識をありがたくおもいすぎると、新たなものとの出合いを見失ってしまう。発見が生起するためには、記憶された知識の邪魔が入らない状況が必要なのだ。 

(K's Point)

K's Point

Kのことば

Ever since I was a boy I have been in revolt. Nothing satisfied me. I listened, I observed, I wanted something beyond mere phrases, the Maya of words. I did not want to rely on anyone.

少年のころからずっと、私は反抗的だった。満足を与えてくれるものは何もなかった。私は、聞くこと、観察することはしたが、ただの幻想でしかない言葉を超えたものを求めていた。だれにもたよることは 望まなかった。

J.Krishnamurti

Krishnamurti ; His life and Teachings, PILGRIMS PUBLISHING, 2008

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Kの「反抗」は、闘いを含んでいるものではなく、自分の感じ方に忠実であろうとしたことだったのです。大人が盲信している価値やもっともらしいふるまいを受け入れず、自立していただけ。子供に「すなおさ」を求める願望は、少なく とも、狭量な大人のエゴともいえるでしょう。

(K's Point)

K's Point

Kのことば

When two people observe with the same intensity, freedom, and clarity, they see the same thing.

二人の人間が、同程度の真剣さと自由なこころをもって観察するとき、両者はまったく同じものを見るのです。

J.Krishnamurti
Krishnamurti Foundation of America, 2024.3.2


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ひとりひとりの人間の生きる世界は、自己としての個別な認識機能によって形成されている。この観点からすれば、すべてのひとが、自己のオリジナル世界を生きているだけ、といえる。
クリシュナムルティは、真剣さと自由が高度に 共有されたときには、その共有者は、同じ世界を認識しているというのだ。このとき、個々の人間存在が、現象的に制限された知覚機能および思考から解放 されて、意識の共有、あるいは重なりを経験するのだ。この「真剣さと自由」の条件は、要するに、「愛」の力として統一されて満たされるものだとおもう。

(K's Point)

2024-02

K's Point

Kのことば

Thought cannot think about emptiness.

思考は「空」を思考できません。

J.Krishnamurti
Truth and Actuality, 1977

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存在しないもの、概念化しにくいものを対象化することができないのが思考です。「空っぽ」という状況に対して、実体を把握できないまま、外面的に語るとすると、存在を否定して、「存在しない」というしかありません。
しかし、emptinessが、それ自体、自立的に存在しており、そこには非存在とは全く異なる存在の実体をもつものであるという事実に関して、思考は無力なのです。
この事実から、「空」が思考の無能を明確にし、概念を超えた実体として存在しうる可能性が残されます。
われわれの生命は、「空」に似て、概念で掴みようのない実体として在るのです。皮膚や臓器や血管のかたまりが生命ではなく、それは生命がout-putした表現物でしかないことを認めれば、生命の科学である医学も、次元を変えた科学に進展するはずです。

(K's Point)

2023-03

お知らせ

会員限定・探求の会

『分断−Division』

【日時】2024年8月31日(土) 午前10:00-午後4:30
※途中休憩・昼食時間(60分)を含みます。
【場所】K's Point 研求センター
【参加費】3,000 円(会員限定10回分チケット2枚)
【定員】5名

Workshop

『便秘、ほぼ完全対策』

【日時】2024年
〈C〉7月27日(土)午前10:00-12:30
※〈A / B〉の日程はすでに終了しています。

【場所】K's Point 研求センター

【参加費】2,500円(会員2,000円・会員減額制度1,250円・会員限定10回分チケット1枚)

長谷川書店 なつのお話会

『みんな「自由」を欲しがっているのに、「自由」をとことん知ろうとしない。』

【日時】2024年7月27日(土)午後6:00-8:30

【場所】長谷川書店 水無瀬駅前店
【参加費】1,400円※ご事情のある方はご相談ください

クリシュナムルティの原文を読む講座 

7月『MUTATION』 

【日時】2024年7月28日(日)午後2:00-4:30
【場所】K's Point 研求センター(定員6名)
【参加費】2,500円(会員2,000円・会員減額制度 1,250円・会員限定10回分チケット1枚)

イベントレポート

2023.6.25 京都カラスマ大学
『思考力を高める教育が、なぜ現状と将来を不安に思う人間を産んでいるのか。』

(カラスマ大学のページにとびます)

NPO法人カラスマ大学の主催で開講された授業レポートが上記リンクより読んでいただけます。
当日の内容がとても丁寧にまとめられているので、参加いただいた方も、そうでない方もぜひご一読ください。