K's Pointについて

設立目的


どうすれば、ひとは自由に生きられるのか。この疑問を真っ直ぐに徹底して探求するのが、この会の目的である。

自由は、疑問の対象である以上に、切実な願望であろう。
それゆえ、「自由にしてくれる」ひとや方法にやすやすと騙される。

他人の人生を大改善できる特別な能力を有すると豪語する教祖やリーダーが存在している。はたして、自分以外のだれかが自分に自由をもたらしてくれるだろうか。また、だれにとっても完全な自由をもたらす確実な方法が存在しうるものか。

体という制限。気ままで 統制しにくい心。迷惑な隣人や友人。支配欲の強い親や上司。お金という理不尽な価値のシステム。種々の拘束をもたらす法律をつくり続ける国家。
この世界の現実をみているかぎり、不自由こそが自然にみえる。

どこかに、自由を実現しているひとは実在するのか。
仏陀やイエスは完全な自由を生きたひとであったのか。もしそうだとしても、 自分自身では確認できないから、かれらが残した言葉の意味を解釈する以上のことは出来そうにない。

本会がジッドゥ・クリシュナムルティの教義の探求を主たる課題としているのは、彼の思想だけがわれわれを解放してくれるという期待によるのではない。自由の真の意味を教えてくれる聖なる師とあおぐのでもなく、わが生を、とりわけ日常という時と場において検証していく縁(よすが)として活用したいだけなのである。

自由を阻む要因はあれこれ想像できる。それらが生起する結果(現象)を自己の内部に見出しながら、概念でしかない自由を疑い続け、実体としての自由の実現を探り、招き入れたい。

クリシュナムルティのいう「一切の権威を疑い続けること」こそが探求という行為を純粋なものにし、自己における真実性の受容力を高めることになると信じる。

mission

J. クリシュナムルティの思想研究をとおして、思考に依存しない生き方をさぐり、人間のいだく不安の軽減、解消の実現をはかる。
具体的には、「今」という絶対的現在を曇りなく生きる知性の存在を検証し、その成果を種々の活動、媒体をとおして発信する。


1. 本会は、一定の目的をもった慈善事業を営む資源を確保するため、営利事業にも節度をもって取り組む。

2. 目的の実現と手段は直結しているので、手段としての営利事業の取り組みにおいても、常に目的の内包する意義を逸脱しないよう細心の注意を払う。

3. 組織的成熟にむけて短中期的に構想するが、長期の見通しはもたない。

20201008